さて、さんざん引っ張りましたカリフォルニア(プチ)サーフトリップ前編、中編に続く最終編です。
夏も終わったし、日曜の夜だからきっと空いていると予想していた海辺の宿が取れず、内陸の街で1泊した我々。30分近いドライブが追加されましたが、おかげで、こんな景色と出会えました。
何でもないようですが、海からすぐの景色がこれというのがすばらしい。海も山も近い風景はなぜかわたしのノスタルジーを喚起する心の原風景なのです。
そして、いよいよマリブに到着。
ビーチの看板に「SURFBOARDS ONLY」とありました。海底は砂だけでなく岩もあるので、海水浴が禁止されるのは想像つきますが、サーフィンオンリーというのは珍しいですね。
さっそく海に飛び込んだのは相方。「こんなに長くノーズライドできる波に乗れる機会はそうそうないから、ぜひ記録に残したい」という彼の希望に応え、長ーくノーズにいる姿を見事にカメラに収めました。が、しかし、波の向こうに波待ちしている人の頭が見えてしまう、これが現実のサーフィンフォト。
波のサイズは1-3ft。我々はビッグウェーバーではまったくなく、サイズはあっても頭くらいまで、ともかく美しく割れる波を好んでおります。マリブは長く美しく割れるライトのブレイクで「こここそがザ・カリフォルニアの波」と断言するサーファーもいるくらいのポイント。生涯一度は行ってみたかったので、夢叶って感激です。
しかし、相乗りがOKであることがここの特徴(?)でもあり、この写真の時も、実際には前(進行方向)にも後ろにも人がおり、前から板が吹っ飛んできやしないか、もしくはわたしがセクションに捕まって板をふっ飛ばさないか、ずっとヒヤヒヤ。どう乗るかなどと考える余裕はなく、ただぶつかることなく無事にきれいにプルアウトすることだけをイメージして進むばかりだったのも事実。
とはいえ、ローカルも優しく、おおむねフレンドリーで楽しかった。景色がいいのも最高。
これは自分のサーフィンとしてはあんまりかっこいい写真でないのですが、この風景で波乗りする心地良さが伝わるのではないかと思って恥をさらしました。
湘南で暮らしていたわたしには、同じく山が近い海岸である三浦海岸、葉山や逗子の景色が思い出され、センチメンタルな旅ともなりました。
サーフトリップに出る理由
いい波に出会うために旅に出たい、という欲求はじつはわたしにはありません。ただ、世界のいろんな自然の風景の中に身を置きたいという欲求はいつからかずっとある。どうせなら海、サーフィンができるところだと楽しい、という優先順位です。
そういうわけで、今後は、大小問わず、行きたいと思う場所へのサーフトリップに積極的に出かけよう。無理ない範囲で、となると、当面はカリフォルニア内か、メキシコ、がんばって中央アメリカかなぁなんて思っています。
とりあえず、どんな場所に行っても、どんな波でも楽しめるように、サーフィン精進します。
Ebisuさん、ありがとうございます。トリップ、すごく楽しかった!
いやはや、本当に波乗りが好きで好きで仕方ありません。
その「ジェラシー」が治る原動力になりますね。
あっちこっち行くとき、タイミングあえばぜひご一緒したいです^^/
LikeLike
サトしゃん、サーフトリップ、お疲れ様でした。
楽しい波乗りを満喫できたようで何よりです。
最近のサトしゃんのブログを見ていると、心底波乗りを楽しんでいる様子がうかがえ、こっちまで楽しくなってきます。むしろ「ジェラシー」さえ覚えるほどです。(笑)
僕も日本で初めてやっと乗れるようになった頃は、伊豆白浜、千葉、茨木、福島と、あっちこっちのポイントに波乗りしに行きました。
今年はいろいろあってもうしばらくは波乗りできそうにないけど、来年はあっちこっち行ってみようと思いました。
Keep on surfing !!
LikeLike