間が空いてしまいましたが、少し前にご紹介した「サンディエゴ注目のブルワリー」の続きです。
Bagby Beer Company
オーシャンサイドにあるここは、テイスティングができるだけでなく、料理も充実しているがストロパブ。カウンターあり、テーブルあり、外のパティオありで、いかにも海沿いといった雰囲気もあって、ビール党でなくても楽しめる要素がたくさんあります。
バーガーも、好き嫌いはあるでしょうが、キャラメライズしたオニオンが入っていたりして手が込んでいる、いわゆるグルメバーガー。おいしかった!
さて、それでは、ここからは、ブルワリーのマメ知識。
ブルワリーでのテイスティングの仕方
ブルワリーには、基本ビールのみを扱っているテイスティングルームと、料理も味わえるパブになっている2タイプがあります。
テイスティングルームの場合、椅子に座ったら誰かが注文を取りに来るということはないので、自らバーに赴いて注文する必要があります。この時、「オープンタブか、クローズタブか」と聞かれます。これは、会計をつけにしておいて最後に払うか(オープン)、1回1回その都度会計をするか(クローズ)、です。オープンにした場合、チップは最後に。クローズにした場合は、毎回サーバーにチップを払うのが一般的です。
テイスティングルームでは食べ物を提供していないことが多いですが、ブルワリーによっては特定の時間にフードトラック(屋台)が来るところがあります。また、食べ物を提供していないテイスティングルームは基本的に食べ物の持ち込みOKです。
パブになっている場合、テーブル席は通常のレストランと変わりません。ただ、たいていはバーがあって、バーを利用する場合は、前述のテイスティングルームと同様、サーバーがつかないので、自分で席に座って注文する必要があります。
飲み比べなら、「フライト」を
ブルワリーによっては「Flight」というメニューがあります。これは日本でいう利き酒というか、複数のビールを飲み比べるセットのようなものです。ただ、一杯一杯が試飲レベルの量とは限らない(笑)。ですので、複数人で1つのフライトを頼むということもよくします。
ま、こういうこと、何もわからなくても、サンディエゴの店員さんはおしなべてフレンドリーで、優しく、親切です。観光客も、移民も多い地域柄でしょうか。そもそも人種の多様性がありすぎて、「これが常識」という明確なラインが日本ほどないので、「こんなことも知らないで恥ずかしい」なんてことがあまりありません。あー、だから、サンディエゴは居心地がいいのかな。なんていう、ちょっと無理矢理な締めで今回はこれにて終了。