初心者サーファー卒業のライン

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霧の朝。波は小さいだけでなく、数も少ない。セットが入ってもヒザ〜モモ程度だし、すぐに進行方向の波が崩れてしまって長く乗れそうにない。しかも、海水の温度は低め。摂氏でいえば17℃くらいかな。

こうなるとローカルのおじさまたちがぼやき始めます(笑)。「湖かよ!」「さっきから30分見ていたけど乗れそうな波は1つだけだったな」「水温はどうだ? 誰か調べた? 55°F? 冷たてー、やってられん」。

さすがのローカルおじさまも今日はパスという人が多い中で、1人だけ、「俺は入る。塩水必要」と言って着替え始めたのでまったく同じ気持ちだったわたしも入ることに心を固めました。

が、いざ海に入るも、まあ、岸で見ていた通り、ほとんど波が来ない。サイズは小さくてもいいのです、でも乗れる(割れる)波が少ないのはどうしようもない。

が、しかし、入って数分後。みんなセットの波を待って飽きて世間話をしているときに、わたしには見えたのです。遠くにある、小さな小さなラインが。筋とはいえない微妙な線…だけど、これはきっとわたしがいまからインサイドに移動すれば乗れる(割れる)波だと。

急にパドルをはじめたわたしを、みなさん「あいつ、あれ乗るの? まじで?」って顔して見送ってくださいましたが、もちろん取りました。乗りました。しかも超長く乗れた。今日の波はセットだとすぐに崩れてしまって長く乗れず、セットのあいまのこぼれ波の方が、小さいけれど長く乗れるとそのとき確信。今日はこの波を狙えばパラダイスだわ💓

そう思ってときめいたのもつかのま、わたしがそこで波を取ったのを見て「あそこで乗れそうだ」と思ったのか、あるいはしばらく海に入ったことで波のリズムが見えて作戦を変更したのか、何人かがすぐに移動してきたので、わたしのパラダイスは数分で終了しました。ちゃんちゃん。

ただ、なんか、自分でも、こういうのはローカルの強みなんだろうなと思いました。あの波が割れるって、普段このブレイクで入っていない人には最初はわからないのだろうと。

上がったら、このブレイクの重鎮、Sおじさまが、「I saw you got good one!」と声をかけてくれました。何本か乗ったけど、よかったのは最初のあの1本だから、きっとあれのことかと。「誰も取れなかったいい波を取ったのはすばらしい」とほめていただいたので上機嫌。

サーフィンって、もちろん乗ってからの技術というのもいくらでも磨けてきりがないのだけど、そもそも安定して乗れるようになるまでが大きな壁。しかも、波を取れば多少乗れるようになっても、自分で波を見極め、選び、取ることができるかというと、そこもまた壁なのです。

わたしのマジックボードをシェイプしてくれたマイケルは、「自分で波を見極めて、選んだ(パドルした)波は逃すことなく捉えることができるようになったらもう初心者とは言わないと思う」と言っていたことを思い出します。

何ができるようになったわけじゃないけど、ちょっとだけ上達を実感できてうれしい朝でした。

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