じつは、わたし、買ってしまいました。
わたしのサーフィン人生初の、クラシックノーズライダー。
本当は、初のノーズライダーは、ケビン・コネリーにシェイプしてもらうヌーサⅡになる予定だったのですが、大変に待たされているうち(日曜日に会ったので、再度お願いしておいたけども…)、CraigslistでそこそこのコンディションのBing Surfboards DNNRが売られているのを相方が見つけてしまったのです。
DNNR(David Nuuhiwa Norserider)は、BingのOriginal Norseriderから派生したモデルですが、現在は生産されていません。
グラスオンフィン。フィンの位置がかなり後ろです。ここまでステップバックしなきゃいけないということ。乗りこなせるかしら。どきどき。
わたしのメインボードは9’のカスタムシェープ(マイケル・ミラー)のボード。グライダーの ようで、ノーズライドもできるというオールラウンダーです。ノーズライディングに特化したボードは、これまでドナルド・タカヤマのIn the Pinkには乗ったことがありますが、あれはどちらかというとハイパフォーマンス系なので、シングルフィンのクラシックなノーズライダーは初めてと言えます。なので、一体どういう乗り心地かが気になって気になって朝4時に起きてしまいました(苦笑)。
そして、いつものように朝の海の写真を撮る心の余裕もなく、そそくさとパドルアウト。
いつもの気持ちでテイクオフしたらしゅるしゅるとノーズが浮いてきて置いていかれた1本目(苦笑)。2本目からはなんとか感覚がつかめてきて、かなり楽しかった。
テイクオフだけじゃなくて全体的にライディング中に押し上げられるような独特の浮遊感があって、7″6’のEaton Bonzerと似ているように感じました。わたしはBonzerのあの浮遊感が大好きなので、このボードも一気にお気に入りの仲間入りです。これがノーズライダー全体の特徴なのか、BingのDNNRの特徴なのかは、まだ分からず。しかも、このインプレッションはわたしレベルでの話なので、上級者の参考にはならないことご容赦ください。
とにかく、どんどん浮いてきちゃうので、前に行かないと進めない。後ろに行かないとカットバックもできないので、嫌でもクロスステップすることになる。これは楽しいし、練習になります。わたしの両足のつま先がノーズの先端に届く日も遠くなさそう、と思わせてくれる一本でございます。この夏こそは!