くすりと笑えることって日常に結構たくさんあるもので…。
波乗り前、ビーチで着替えていたらこんなものを発見して、その佇まいがおかしかったので思わず写真に納めました。サンダルは片方だけ。近くには人はおらず、落し物か、忘れ物でしょう。同一人物の持ち物なのか、それとも別々の忘れ物だか落し物だかを誰かがひとまとめにしたのか。
セッションを終えて戻ってきたら、まだありました。でも、よく見るとワックスの向きが変わっている…もっとよく見ると、右下の方がだいぶ平になっていて、誰かが使ったであろうことがわかります。
着替えながら、このワックスを拝借したサーファーの心の動きを想像したら、地味に面白くて、じわじわ笑えてきました。このワックスは忘れ物か落し物なんで、取っていっても何ら問題ないと思いますが、でも、取っていくのは気が引けて、借りるくらいならいいやと判断したのでしょうね。
さて、今日の波乗り、セットは4ftくらいあって、ボンザー日和。最近、胸以上のサイズがあるときはノーズライダーやオールラウンドのロングボードより、ボンザーに好んで乗っています。波のフェイスの上下を大きく使えるのが楽しい。
ラインナップには、Bing Surfboardsのヘッドシェイパー、マット・カルバーニのファミリーや、ライアン・バーチもいて、いつものごとく豪華。目の前で乗ってくる人たちがとんでもなくうまいので、おかげですごく勉強させてもらっています。
同じ日に同じラインナップにいる=同じ条件である、ということがわかるので、この波であのボードで、こういう風に待って、あんな風に乗るんだ、というひとつひとつ、全てが「ほう」っと思わされます。こちらが思うほど、向こうはクイーバーを吟味していない可能性も高いですが。