ハリケーンセルジオからのうねりが入り、頭サイズの波が割れていた今朝。風もなく、グラッシー。2日前に雨が降ったけど(水質は大丈夫か?)、デルマーで大会やってるけど(メリサイリの応援行きたいけど…)、目の前で美しく割れる(しかもフェイスが大きい)波を乗ることなく帰る気持ちにはなられず、ひとまずは入水です。
お共の板は、マイケル・ミラー・サーフボードのカスタムシェイプの9ft。ピンテール。シングルフィン。今日はボンザーを持ってきておいた方が楽しかったかも…と思いつつ、これしかボードを持ってこなかったからチョイスはない。さすがにドピークに陣取る勇気はなく、ショルダーの方でおこぼれを狙っていたので、4本しか乗れなかった。しかし、一つは(自分的に)結構掘れた頭サイズの波を意外と楽しく乗れたので花マルとします(自分に甘い)。
これまでは、大きくてパワーのある波だととりあえず乗ってもすぐクリティカルなセクションから出てしまう(ひたすら滑走してしまう)ことが多かったけれど、今日はがんばってカットバックして戻れたのも満足。セットの最後の波だったので、いろんな人がパドルバックしてくる途中で、テイクオフやライディングを見ていてくれたのも満足(笑)。いい波乗ってると知っている顔知らない顔関係なく「ヒュー」と声をかけてくれるのです。そういう雰囲気、いいですよね。
今日は日本からいらしているプロサーファーともお会いでき、うれしいサプライズ。
さて、海を上がった後は、その足で、ジョエル・チューダーが主催するSurfight Classicsを見に行きました
会場のデルマー15thは、その名の通り、デルマーという街の15th St.の突き当たりのスポット。こんな風に芝生の公園になっていて、公園から坂を降りるとビーチにアクセスできる作り。観客は海を見下ろせる芝生の上でごろごろすることができ、ピクニック気分。とっても雰囲気のいいコンテストでした。
私たちが着いたときはちょうどメンズのセミファイナルで、タイラー・ウォーレン、ライアン・バーチ、ネイザン・ストロームのヒート中。
デルマーでは頭以上のセットが割れていましたが、そんな中、シングルフィンのロングボード(リーシュなし)を普通に優雅に乗っていて、すごいなー。
特にわたしは最近、テールの形状に大変興味があって、マイケルミラー(ピンテール)とデビッドヌヒワノーズライダー(スクエアテール)の乗り味の違いを実感しているので、ピンテールのシングルフィンボードで参戦したタイラー・ウォーレンがどう乗るのか興味津々。ライブで見るのはやっぱりとっても勉強になりますね!
残念ながら、この後仕事があってファイナルは見れておらず、結果もわからず。
そういえば、今日のもう一つのサプライズは、タコスタンド(カジュアルなメキシカン)に立ち寄ったら駐車場に馬(と人)がいたこと。
話を聞いてみると、観光用のアトラクションなどではなく、普通に内陸から馬乗って散歩に来たのだとか。バイクでいうとみんなでツーリング、みたいな乗りでしょうか。
車道ではなく歩行者の道を歩いて帰られました。
在住5年目、いろいろ慣れたと思っていますが、それでもまだびっくりさせられることはあるなぁ。