夜寝る前のAuthentic Wave

わたしの夜寝る前の楽しみといえば、サーフィン動画をひたすら見まくることなのですが、最近は、竹井達男さんの『AUTHENTIC WAVE』をぺらぺらめくるという新しい楽しみが加わりました。

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竹井達男さんが20年かけて撮りためた、カリフォルニアのトラディショナルなサーフィン(シングルフィンロングボード)を集めたこの写真集、わたしにはムフムフ&ニヤニヤのポイントがいっぱい。

自分が志向しているのがクラシックなスタイルのサーフィンなので、そもそもここに登場するサーファーは好きなサーファーばかりということ、そのサーファーらと親交がある竹井さんならではの小話が、写真によってはキャプションとしてついていること、自分の知っているサーフスポットの数年前の姿が写っていること、などなど。

でも、やっぱり一番のムフムフ&ニヤニヤ要素は、わたし、達男さんの写真が好きだってことです。

それを自覚したのは先日のこと。

とあるサーフィン大会の写真がネット上で出回っていたので見たんです。その大会には好きなサーファーがいっぱい出ていたはずなのに、どの写真もいまいち好きと思えませんでした。それで気づいたんです。その写真には、描くラインの余韻と予感がないのだと。

大会写真ゆえ選手を大きく見せたかったからなのか、それともマニューバーを際立たせて見てたかったからなのか、波の前後(左右とも言える)がない写真ばかりだったんです。「余韻」と「予感」がないのですね。

で、わたしは、波の前後の「余韻」と「予感」がある写真が好きなんだなと自覚したのです。ここまでどんなラインを描いてきて、この後、ここにどんなラインを描くんだろう!とワクワクさせられるような物語のある写真。達男さんの写真は妄想かきたてられっぱなしで、だから、きっと好きなんです。なんなら、妄想が炸裂して、写真見ながら、足に力入ってることもあるくらい(波側に体重をかけなきゃ飛ばされそう〜とか笑)。

動画見るのと同じくらい、この写真集、眺めていたら、いいイメトレになるかな?

写真という「作品」としてだけでなく、本という「物」として見た場合もとても立派というか、美しい仕上がりで、自然と丁寧に扱いたくなるような存在感があります。久しぶりだな、こういう本を持つの。

数年前、同僚が言っていて、「なるほど」と思ったことですが、情報はネットであふれている今、本にはもう「情報」は求められておらず、むしろ「物」として価値があるかが重要なのではと。その点、AUTHENTIC WAVEは、パソコンの画面でちらっと見るんじゃなく、物として部屋に、わたしの横に、置いておきたい写真集で、買ってよかったです。

(よかったです、で終わると子どもの感想文みたいですが、終わります)。

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