
12月12日から16日にかけて、サンディエゴのラホヤショアーズで、アダプティブサーフィン(障がい者サーフィン)の世界大会、Stance ISA World Adaptive Surgin Championship 2018が開催されていました。
全てのヒートを直接応援には行けなかったのですが、最終日16日の日曜、AS-2のディビジョンに出場したマサさんこと小林征郁選手の決勝戦と、Women AS-1で出場した内田一音選手の決勝戦をライブで見ることができました。
結果、マサさんは同ディビジョンで4位。内田選手は昨年に続いて優勝。国別では日本は8位でした。

わたしがこの世界大会を知ったのは3年前の2016年大会。大会自体はその前年からスタートしていたのですが、16年に初めて日本選手が参加したことでわたしのもとに情報がやってきたのでした。
その年に参加した日本代表選手はわずか2名。今大会で4位に入賞した小林征郁選手と、今回会では惜しくも9位でしたが、10月にオーシャンサイドで開催された全米オープンアダプティブサーフィン大会では優勝を飾った伊藤健史郎選手です。
当時、他のアダプティブサーフィン先進国はかなり大きなチームを組んで参加していて、応援団も規模が大きく、応援も盛り上がっていました。一方、日本代表チームは選手2人をサポートするYさんを合わせて3人だけ。チーム関係者以外に応援に来る日本人も少なくずいぶんとこぢんまりしていました。
あのとき、「日本でももっともっとアダプティブサーフィンを盛り上げたい」と話していた伊藤さんと小林さん。その3年後の今大会には日本は16人ものチームを組んで参加し、日の丸の旗を振って応援する人の数も明らかに多くなっていて、あの年から比べたらずいぶんと立派になっていて、ちょっと感慨深かったです。
大会を主催するISA(International Surfing Association)のサイトで、大会の写真やハイライト動画を見られますので、お時間あればぜひご覧になってください。アダプティブサーフィンというのがどんなものか、そのすばらしさが伝わると思います。
☆2018 Stance ISA World Adaptive Surfing Competitionの公式サイトはこちら
日本代表選手の皆さん、そしてスタッフの皆さん、大会運営に関わった皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。いつものように最高のバイブレーションでした。