毎年この時期の楽しみと言えば、クリスマス仕様にデコレーションされる街並み。

一般の一軒家にも創意工夫に満ちたデコレーションがなされるのはアメリカならでは。個人的には完成したデコレーションだけでなく、完成するまでの過程を感じ取れられるのも楽しみにしています。というのも、通勤で同じ道を通るおかげで、月曜日の夜に帰宅すると、明らかに先週末の夜より飾り付けが賑やかになっていることに気づくのですね。そうすると、「ああ、この週末にお父さんとお母さんががんばったんだなぁ」などと勝手に想像して、ほっこりするのです。

ところで、サンディエゴには家のデコレーションが素敵で有名なコミュニティー(地域)がいくつかあって、そういう一画はこのシーズンの週末の夜ともなると見物客でごったがえします。

先週末、我々も用事のついでに見物しに行きました。ホームオーナーとしては見も知らぬ人たちに自分の家を見物されるなんてたまったもんじゃないかも、と思いきや、むしろ前庭で焚き火をしてコーヒーを無料で提供したり、お菓子を配ったり、ガレージを簡易ステージに見立てて子どもたちの芸でショーをやったり、見物客をもてなすことに徹底していて、このお祭り騒ぎを自らも楽しんでいる様子。さすが(?)アメリカ。

はしゃいで楽しそうに見物客をもてなす子どもたちとその子どもを見守る親たちを見ていたら、ふと、初めて家族ではなく友だちと過ごすことを選んだ高校1年生のクリスマスイブを思い出しました。友だちと遊んだ高揚をそのままに家に帰ったら兄も父もまだ帰っていなくて、いつもクリスマスやお正月にだけ出してくる大きなテーブルで、母と小学生だった弟が2人で静かにケーキを食べていて、ちょっとだけ胸が痛んだ思い出。

それがなんだか寂しげというか哀れに見えて、家族ではなく友だちと過ごすことを選んだことに罪悪感みたいなものを抱いたわけですが、でも、こういうのって、改めて母や弟に聞いてみると、そもそもまったく気にしていないどころか、全く覚えていなかったりする、そんなもんですね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。