
サンディエゴでは昨年あたりから電動スクーター各社の参入が相次ぎ、ダウンタウンやパシフィックビーチなどの一部の海辺の街では電動スクーターで移動する人をよく見るようになりました。
電動スクーターについては以前も書きました(その投稿はこちら)が、今回、初めて挑戦。
というのも、あのUberがJumpという電動スクーターのシェアライドサービスをローンチしたのです。既にUberの配車サービスを使っているなら、その同じアプリで、新たに課金方法や個人情報を登録する必要なく、Jumpのスクーターが使えるのです。
Uberの電子スクーターサービスの使い方
Jumpのスクーターの使い方はとても簡単で、Uberのアプリを使ったことがある人なら誰でも感覚的にできると思います。
まずは通常通りUberのアプリを立ち上げます。最初は「Ride」という配車サービスの検索画面になっているので、画面上の上にある「Ride」のタブを「Bike & Scooter」に切り替えます(写真内1)。

すると周辺に止まっているスクーターが表示されます(Jumpには電動自転車のサービスもあるので、自転車もこの画面で表示されます)。
乗りたい電動スクーターを見つけたら次は2つの方法を選べます。
1) 画面上で乗りたいスクーターを選んでクリックして予約する。
2) 地図を頼りに乗りたいスクーターがある場所まで歩く。
今回は1)でやりましたが基本は同じ。予約した場合は予約したスクーターの番号が表示されるので、地図を頼りにスクーター置き場まで行き、該当の番号のスクーターを探します。
該当のスクーター近くにくると勝手にアプリの「QRコード」スキャン画面が立ち上がるので、スクーターのハンドルの右側にあるQRコードをスキャンすると、スクーターの鍵が解除され、動かせるようになります。
予約しなかった場合は、スクーター置き場の中からスクーターを見つけて、自分でアプリの(写真内2のアイコンをクリックして)「QRコード」スキャン画面を立ち上げます。
あとは数回キックしてスピードをつけた段階で、ハンドル右手にあるアクセルボタンを押せば電動でスピードを維持してくれます。
アクセルボタンを押すのを止めれば徐々に減速して止まりますが、急いで止めたい場合はハンドル左手にブレーキボタンがあります。
目的地に着いたら、アプリ上の地図で近くのスクーター置き場を探し、スクーターを起きます。勝手にカメラの画面が立ち上がって、乗り終えたスクーターの写真を撮るよう指示がくるので、写真を撮って送信。
以上で乗る側がやらなきゃいけないことは終わり。全て感覚で操作できるようになっていてテクノロジーの進化に驚くばかり。
料金は最初の鍵の解除で1ドル。その後は1分10セントです。
電動スクーターに乗るときの注意点
何せ新しいサービスなのでルールがあいまいというか、みんなルールも感覚的にとらえて使っているのが現状。各都市によってルールが異なるので各都市の交通ルールに従わねばなりません。
現時点の情報としては、2019年1月から、カリフォルニアでは、18歳以上ならヘルメットをつけなくても電動スクーターを乗ってよくなりました。
歩行者が歩くためのSidewalkを電動スクーターで走ることは違法です。
おそらく車と同じ、つまりアメリカなら右側走行するべきだと思うのですが、逆走しているスクーターもけっこう見かけて、車を運転しているときはスクーターの存在をとても危なく感じているのも事実。
新しいサービスなので法の整備は間に合っておらず、またどう整備するのがベストかも模索状態といった印象で、今後ちょこまか規則が変わっていく可能性が高そうなので注視していくことが必要そうです。