
クラシックなサーフィンが好きなサーファーに愛される車のひとつ、フォルクスワーゲンの通称バスでお出かけしました!
本当はこれで海に行けたらかっこいいのですが、なにせ古い車なもんで、エンジンがかからなくなるとか、ブレーキが外れる(これは実際に過去あったことらしい)とか、不安要素が多いとあって、結局、普段は眠ったまま。こうやって近所に遊びに行くときには時々「バスで行く?」と相方が聞いてくれていたにもかかわらず、トラブルが起きたらせっかくの楽しいイベントにケチがつくような気がして避けてきました。
でも、昨日は万一トラブルがあっても困るようなイベントじゃなかったので、承諾。トラブルといえば、途中のカーブでドア開いちゃったくらいで(笑)、無事生還。普通の車の間を、ドッドッドッドという大きな音のわりに低い速度で走るのは、アクションきれっきれのショートボーダーたちがいる海に大きなシングルフィンで入っているような気分でした。
ちなみに、古くてそもそもシートベルトがない時代の車だから、シートベルトをしていなくても違反にならないらしいです。
こちらではクラシックカーをよく見かけるけれど、必ずしも手入れされているクラシックカーでなく、ボロいと紙一重(うちのバスみたいに)のクラシックカーもけっこう多い。車検がないことが、きっと影響していると分析しているのですが、どうでしょう。
じつはわたし、その手のクラシックな(ボロい)バンを自分で運転するのが夢のひとつなのです。もっといえば、犬も連れてしばらくバンで暮らしてみたいという、どうしてかわからない憧れがいつも頭の片隅にあるのです。
そのための課題として、まずはマニュアル車の運転ができるようにならねば。日本ではオートマ限定の免許しか取ってないけど、カリフォルニアの運転免許にはそもそもオートマ限定などないので、免許を持っていれば乗りたければ乗れるのですね。
古い車に乗るからには、いざとなったときどこにトラブルが起こっているかがわかるくらいの、最低限の車のことも学びたいな。
渡米して初めて買った車は1980年代のホンダアコードで、冷却水がもれているものだから、毎日冷却水を足す必要があり、そのとき人生ではじめてボンネットを開けたってくらい、車については無知で、「自分でやることじゃない」となぜか思っていました。でも、ワーゲンバスに乗ったら、こういうのに自分で乗れたらいいなぁという気持ちが復活したので、ちょっとがんばってみようと思います。
まあ、がんばらなくても、やりたいなら、やっちゃえ、の乗りで、現実化に向けて動いてみるかな。
古い見た目でオートマのバンがあったら、わざわざマニュアルは選ばないけど。あと、アメリカに来て以来、バックでの駐車と縦列駐車は避けてきて、SUVくらいのサイズならカリフォルニアではそれで困ることはなかったけど、バンでもそれが通じるかはちょっと心配(笑)。