南サンディエゴにあるラホヤは、有名な観光地のひとつです。
名物は、海岸沿いにごろごろと寝転んでいる野生のアシカとアザラシ。

ずっと動かない子もいれば、時折、寝返りを打つ子もいたり、突如移動を始め、誰かのことを踏んづけている子もいれば、踏んづけられて怒って鳴く子もおり、見ているだけで飽きません。
かなり臭いですが、5分もいれば鼻が慣れ、臭さも感じません(いいのか悪いのか)。
このアザラシたちがたむろしているちょっと北に、Sunny Jim’s Sea Caveと呼ばれる海の洞窟があります。この洞窟の名前がそんな名前だったというのは最近知ったのですが…。
この近くにThe Cave Storeというお土産屋さんがあって、そこから洞窟の下まで下りることができます。

ただし入場料は5ドル。ただ洞窟を下りるだけで…いい場所に店を持っているおかげでずいぶんいい商売してんな、というのが正直な感想で、おそらくサンディエゴ在住者はみんなそう感じているため、わざわざ行ったことがない人は多いと思うのですが、旅行で来るのなら、せっかくなら覗いてみるのは悪くないと思います。わたしも行ってみて、「こんなもんか」と思いましたが、かといって一度も行かないよりは体験しておいて良かったとは感じています。

このときはかすみがかっていましたが、天気が良く、構図に凝れば、SNS映えする写真が撮れるのではないでしょうか。
ちなみに、マメ知識として、サンディエゴはお昼までは海沿いは曇りのことが多いです。特に初夏(5月6月)はMay Grey、June Gloomという言葉があるくらいで、いっそうその傾向があります。
これは気温に比べて海水が高くない(寒流)だから起こる現象で、マリーン・レイヤーと呼ばれます。海水の冷たさによって海の近くの空気が冷やされてしまうので、海の辺りには低く厚い雲や霧が発生しやすいということらしいです。朝だけでなく夕方もそうですね。なので、快晴の海を撮りたい場合は朝や夕方を避けるほうが確率が上がるはず。
わたしもよく海の写真を撮ってブログなどに上げていますが、あれはサーフィンした後、着替えも終わって一息ついてから撮影しているため晴れていることが多いだけと言えます。実際にはかなりの霧の中で、遠くからくる波の筋が見えない中で、みんなと「見えないー」と言いながら、寒さに震えながらやっていることも多いのです。

The Cave Store 住所:1325 Coast Blvd., La Jolla, CA. 92037 駐車:周辺に2時間無料の路駐スポット多数。ただし混んでいます! 営業時間:月〜木10:00am-5:00pm(最終入場)、 金〜日9:00am-5:00pm(最終入場) 料金:大人$5、子ども(3〜17歳)$3
ところで、ジョエル・チューダーが、WSLのロングボードの大会、Noosa Longboard Openに出て、優勝しましたね! ジョエルがコンペティションサーフィンから距離を置いて16年。Surfline.comのこの記事によれば、出場するつもりはなく、ヌーサというすばらしいブレイクで行われる大会を息子たちに見せたくて来たところ、ワイルドカードが与えられたと。お父さんのかっこいいところを息子達に見せられてよかったなぁと思いましたし、息子たちはお父さんのかっこいい姿を見て誇らしかったろうなぁとも思いました。そしてその親子と同じスポットでサーフィンしているって、これ。毎度書くけど、サーフィンを始めた10年前は、こんな未来が自分に待っているとは思いもしなかったのです。
いずれにしてもトラディショナルなロングボードファンとしては、WSLを始めとする最近のコンペシーンが、トラディショナルなサーフィンとの距離を縮めようとしているように見えるのは、ちょっとうれしいし、何よりサーフィンメディアでロングボードサーファーがたくさん取り上げられるのを見るのはうれしいです。
tabisurueiyoushiさん、そうなんです、5ドルという設定がなかなか上手ですよね!
もっと高く、体力もいるけど、カヤックツアーでこの洞窟近くまで行けたり、
または別の洞窟の中に入れたりするのもあります^^
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ラホーヤも行きたいと思っている場所ですが、そんなに臭いが…( ;∀;)
でも、慣れるんですね…(^^ゞ
洞窟、$5っていうのも、つい行ってしまいそうです。
これが$10以上なら行かないかな…。
快晴の海を撮るには、朝や夕方を避けるのですね。
情報ありがとうございます(^^♪
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