パラサーフィン世界大会

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身体障がいを持つサーファーの世界大会、ISA World Para Surfing Championship 2020が、3月11日(水)〜15日(日)にかけて、ラホヤのLa Jolla Shoresで開催されます。

2015年よりスタートした世界大会で、以前は、ISA World Adaptive Surfing Championshipと呼ばれていました。2019年はサンディエゴでは開催されなかったので、2年ぶり。今年から大会の名前を変えただけでなく、障がいの度合いに応じたクラス分けの仕方にも変更があったよう。これらは、障がい者サーフィンが、パラリンピックの競技として認められるための試みなのではないかと、勝手に推測します(というのも2015年に大会がスタートするときに行われたミーティングで、主催するISA側がそのようなことを話していたので)。

障がいの度合いに応じたクラス分けといっても、一緒のクラスの中に、サーフィンするための身体機能という点で見ると障がいが重そうな人とそうでない人がいることは避けられません。それでまたクラス分けの基準を変えたところで、やっぱりそのクラス分けの仕方がちょっと優位に働く人と、そうでない人が出てしまう。かといってクラス分けを細分化させすぎてしまうと、そのクラスでの対戦相手が少なくなって、スポーツ大会として成立しなくなってしまう…これがパラスポーツ大会の難しい点なのだというのがこの数年応援することでわかってきました。

ただ、選手は、みんなまっすぐで、「どんなクラス分けでも、ただベストを尽すのみ」という姿勢で望んでいることが言動の全てから伝わってきて、会場はいつもものすごくすばらいい気で満ちます。わたしは応援しに行っているようで、じっさいには元気をもらっています。

パラーサーフィンを見るといつも思うのですが、そもそも海って容赦ないんですよ。子どもだから、女の子で体力ないから、身体に不自由があるから、初心者だから…そんな理由で手加減してくれたりしない。逆にいえば、それでも海を、波を、楽しむことができる人なら、年齢も性別も肩書きも経験も身体に障害のあるなしも関係なく受け入れてくれる。問われるのはそれだけで、言い訳無用。

サーフィンに限らないでしょうが、そういう世界にそもそもサーファーはいるから、より「言い訳しない」が自然に徹底されるんじゃないかと思ったりもします。少なくともわたしが出会うパラサーファーたちは、障がいを、サーフィンができないことの言い訳にしていない。もちろん、言葉で言うほど簡単じゃなくて、その境地に辿り着くためにはいろんなことを乗り越えてきたのだろうと思います。でも、こんなに大変なことを乗り越えてきた、ということを自らはそんなに語らない。かわいそうがられたり同情されたりしたいわけじゃない。そしてわたしもそうしたいわけじゃない。わたしはシンプルに人間として尊敬してしまう。そしてそんな人たちと触れ合うことでわたしもよりよい自分になるためのインスピレーションをもらっているのだと感じます。

2018 大会のハイライトより。Photo by SeanEvans

さすがに会社を何日も、大会のために休むのは難しいので、わたしは基本的には土日に応援に行く予定です。日本代表チームもかなり大所帯で参加すると聞いています。誰のサーフィンもすばらしいですが、日本人なので日本チームの人たちが勝ち進むことを祈ります。会場で見かけたらお気軽に声かけてください。一緒に応援しましょう!

AmpSurf ISA World Para Surfing Championship 2020
会場:La Jolla Shores(8300 Camino Del Oro, La Jolla)
※駐車場(無料)あり。ただし激混み
日程:2020年3月11日(水)〜15日(日)
Web: www.isasurf.org/events/isa-world-para-surfing-championship

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