サンクスギビング休暇にサーフィンをしまくり、その後の平日は仕事をしまくり。ちょっと疲れていたわたしたち、なんと珍しいことに今週末の土曜日の朝はあまりサーフィンをしたい気分にならず、陸でゆっくりと過ごすことにしました。そういうときにわたしたちが行くお決まりのブランチスポットが、パウウェイという町にある、Hambuger Factory。以前も何度かご紹介したことがあるローカルのファミリーレストランです(過去記事はこちら)。
この店、オールド・パウウェイ・パークという公園の敷地内にあるのですが、アウトドアでの飲食しかできないこのコロナ禍で、公園内にもテーブルを出しているので、今日のように晴れた日はちょっとしたピクニック気分。



食べ終わったあとは散歩。土曜日はファーマーズマーケットを覗くのも楽しみのひとつです(ただし、いまは多少制限があってロープが張られ、囲いの中には犬は入れません)。

そして今日のメイントピック。この道沿いに実は自分好みのカントリーモダンな雑貨屋があったことを知りました。いつも歩いている町なのですが、今日は犬を連れていたのでファーマーズマーケットの中に入れず、脇道を歩いていたことで、道路脇にあるその店の存在に気づいたのでした。やはり新しいことを発見するためには、いつもと違うことをするのがいいのですねぇ。

Poway Countryside Barn 住所:14051 Midland Rd., Poway 時間:木〜土10:00am-4:00pm Web:https://countryside-barn.myshopify.com/
じつは最近、Netflixで、ちょっと古いドラマ『Anne with an E』を見て、激ハマりしていたので、「ああ、アンの世界だ♡」とわたしのテンションは上がりまくり。今日は何も買わなかったのですが、これからちょくちょく物色しにこようと決めました。
わたしは、これまで、スパニッシュ調の色鮮やかな感じも好きだし、こういうアメリカンカントリーも好きだし、いわゆるビーチハウスっぽいノリも好きだし、民俗調も好きだし、和モダンも好き…とインテリアのスタイルが定まらずにいて、家具やカーテンといった大きなインテリアにはなかなか手が出ないままでいました。ところが、最近、日本の『北欧暮らしの道具店』のYouTubeチャンネルを見つけたことがちょっとした転機になりました。ここに出てくる人たちのインテリアは皆、素敵なのだけど、特に何テイストというわけでもなさそうだということに気づいたとき、ようやく腹に落ちたんです、「なになに風というテイストにこだわらず、わたしがときめくものをひとつひとつ集めたらいいだけだ」と。
アメリカに来たばかりのときは、素敵な店、自分の好みの物を売っていそうな店がどこにあるかまったくわからず、Tagetなどの味気ない大型店で買い物するしかチョイスがないことにげんなりしていましたが、いまはこんなふうなローカルの、小さな、素敵な店をいくつか見つけられていて、しあわせだなぁと思います。外側の表面的なテイストでなく、内側のわたしのよろこびをひとつひとつ吟味して好きなものを集めていったら、きっとそれがわたしのスタイル。サーフィンもよくスタイルが大事って言われるけど、同じかもしれませんね。見せかけではなくて奥深くからくる自分の心地よさを追求すること。インテリア改造もサーフィン上達も牛歩の歩みですけど、でも、変化、進化している自分を感じて、早くも来年が楽しみです。