This post is about Desert X 2021, continued from last post Desert X 2021 Part1.

前回のDesert X 2021 Part1からの続きです。一晩ぐっすりと寝て、旅の2日目がスタートしました。

2日目

まずはモーニングコーヒー

私たちは朝食は食べないのでまずはモーニングコーヒーを求めて散策。

おそらく宿泊していたホテルでも飲めたと思うのですが、移動して、ちょっと高級なホテル、ARRIIVE Palm Springsのプールバーでコーヒーを買って、プールサイドで飲みました。

〈ホテルのプールってリゾート感があって、いるだけで楽しい〉

ここでもひたすらくっちゃべって、そろそろ動こうということになったのは10時ごろかな? 昨日はMちゃんが車を出してくれたので今日はわたしの車で、運転もわたし。

とりあえず、初日に行きそびれた、Desert X 2021のビジターセンターのようなスポット、Desert X 2021 Hubに向かいました。

Desert X Hubへ

Hubは、かの有名なデザインホテル、ACE Hotel Palm Springsのこれまたプールサイドに設置されています。

〈プールも、プールバーも人でいっぱいでした!ワクチンの接種率が高くなるにつれ、どんどん「ノーマル」に戻ってきている!?〉

パンフレットと地図をもらいつつ、各展示の楽しみ方なんかを解説してもらい、いよいよ本格的に出発です。

Kim Stringfellow 「Jackrabbit Homestead」

〈ここは人がいっぱいでした〉

作者のKim Stringfellowはライターやフォトグラファー、環境活動家としても活動するアーティスト。Jackrabbit Homesteadは彼女が2006年から続けているプロジェクトで、1938年に米政府が「Small Tract Act」として、砂漠のような使い道のない土地を小さな区画にわけて市民にリースしていた時代、特にジョシュアツリー周辺の砂漠に建てられた家や人々の生活についてがテーマです。

この小屋は窓から中を見られるのですが、ガラスに自分が写り込んでしまってうまく写真が撮れず残念。

Edurado Sarabia 「The Passanger」

〈巨大な迷路、といっても迷うほどの込み入った迷路ではありません〉

これは上から見ると三角形の形をしていて、中心に行くまでがちょっとした迷路のようになっています。

混み合う日には予約優先になって、予約をしていない人は待たされるので、行くなら予約していくのがいいかもしれません(わたしたちはすぐに入れましたが)。

中を歩きながら、砂漠は何も作らなければただの広い土地なのに、人はこうして自分で勝手に囲いを作り、その中をさまよい歩いているのかなぁ、なんてことを考えました。もちろん、「自分で勝手に囲いを作り、その中をさまよい歩いている」のは、別に悪いことではなくて、むしろ、それが楽しみでもあるし、それが人間の営みでもあるんだろうな、と。

Ghada Amer 「Women’s Qualities」

〈RESITIENTの鉢植え〉

Sunnylandsという、とても美しいリトリート施設が展示会場。Sunnylandsは避寒を目的に、政界の要人や、経済界、エンターテイメント界といったさまざまな業界の有名人が訪れる場所でもあるようです。

「Women’s Qualities」はGhada Amerがアーティストとして取り組んでいるプロジェクト。これまでの歴史から、何が女性らしいかという概念は男性から定義づけられてきたので、そこを脱却して自分の感じる「女性らしさ」を追求しているプロジェクトである、というのがわたしの理解です。

このDesert Xの展示で、Ghada Amerは、Beautiful、Loving、Resilientなどといった言葉を鉢植えの植物を使って表現しています。「ペインティングは男性が発明したものだから、ペインティング以外の手法でやりたかったのよ」と彼女はDesert Xが作った動画の中で語っていました。

〈ガーデン全体。とても美しいのでお散歩も満喫〉

Xaviera Simmons「Because You Know Ultimately We Will Band A Militia」

こちらは、交通量の多い、大きな通り沿いの看板広告スペースを利用したアート。この道の法定速度はけっして遅くはなく、運転担当のわたしはほとんどまともに見られず(笑)。でも、スマートなMちゃんが機転を利かせて動画を撮ってくれたので、それを載せますね。

〈風の音と我々のおしゃべりがうるさいので音声は消しました〉

これ、たとえ運転していなかったとしても、法律を無視して走行速度を落とさない限り、メッセージを全部読むのは難しそうですね。

わたしはコピーライターの経験もあるので、「看板にはこんなに文字を詰め込んじゃいけないのは基本だぞ。コピーライティングのことを知ったほうがいい」と、偉そうなツッコミを入れたことが一番印象深い思い出になってしまいました。ごめんなさい。でも、そもそも読めないだろうということさえもアーティストの意図かもしれないですね?

Christopher Myers 「The Art Of Taming Horses」

こちらも車を降りないで見るタイプのアート作品。道路の真ん中にあって、最初は通り過ぎてしまって、Uターンをしました。

写真は撮れなかったので画像はDesert Xのサイトから拝借。

〈Photo: Desert X

Serge Attukwei Clottey「The Wishing Well」

〈高さは9フィートとのこと〉

Serge Attukwei Clotteyはガーナのアーティスト。このインスタレーションは、Kufuor gallonsと呼ばれるプラスチック容器の破片を編んで作られています。

Kufuor gallonsというのは初めて聞いたのですが、ガーナの前大統領、John Kufuorにちなんだ名前で、John Kufuor時代に水不足に陥ったときに、この容器を使って水が分配されたそう。アートってこんなことまで学べるのだから面白いですね。

Nicholas Galanin「Don’t Forget」

〈個人的にはこれが一番感動でした〉

いよいよ、おおとり。

ハリウッドサインのような巨大な文字のアート。作者のNicholas Galaninは、もちろんハリウッドサインを意識しています。ここパームスプリングスは、ハリウッド俳優たちのリゾートとして開発され、発展したという歴史があるからです。Don’t Forget(忘れるな)というタイトルで、INDIAN LANDというのは、とってもクリアで力強いメッセージだと感じました。

これを鑑賞ツアーの最後にしたことは意図的ではなかったのですが、これが最後でよかった、と思えるパワフルな作品でした。

この時点で、午後3時頃だったかな。

その後、ホテルに戻って、それぞれの車で帰路に。

帰り道は交通事故で渋滞があったようですが、Google Mapのナビゲーションだったので渋滞を避けてくれて、2時間で帰ることができました。渋滞を避けたおかげで内陸の、畜産業、農業エリアを走って帰ることができて、それはそれで楽しかったです。

車で2時間ほどのわずかな移動でも、たった一泊でも、旅はやっぱり新鮮な風を運んでくれるなぁと実感しました。それがまた自然とアート、両方に触れる旅だからとりわけ心の動きが大きかったかも。

2021年の後半は、可能な範囲で、いつもの日常の外にどんどん出て行きたいなと思いました。

なお、Desert Xは5月16日までやっていますので、アメリカ、カリフォルニアにお住まいの読者の方で、ご興味ある方はぜひ!

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